北アフリカ・革命・イスラミック・・・チュニジア⑦(シーディ・ブー・サイード)

チュニス郊外にあるシーディ・ブー・サイードという町は、イスラーム神秘主義の大神秘家の名前がそのまま地名になった町で、彼を祀った廟が町の中央にある。

シーディ・ブー・サイードの観光の目玉は、チニジアンブルーの窓枠・ドアと白壁、そして目の前に広がる陽光眩しい地中海、それらがバランス良くコンパクトにまとまっていることだろう。

ランチタイムに合わせて駆け足でシーディ・ブー・サイードを訪れる人が多いそうだが、吾輩はこの町の夜を見てみたかったので、1泊の予定を組み、合わせてダルサイドのホテルステイも楽しんできた。
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カイラワーンからチュニスまでの移動方法は、鉄道、バス、ルアージュと3つの方法が考えられる。
乗ってて楽で楽しいのは鉄道だが、これはいったんスースまでバス等で戻らなければならず、距離も三角形の2辺をたどるような行程となって、時間的には厳しい。

バスは、本数がすくないことと、必ず座れる保証はないということがネックとなった。
結局、窮屈な旅とはなるが、2時間ほどかけてルアージュでチュニスを目指すことにした。

カイラワーンの西方にあるルアージュステーションで、チュニスまでのキップを買う。
料金は9.1D(455円)だと聞いていたので10D紙幣を出すと、キップ売りの青年がなにか言ってくる。
1Dたりないと言っているようなので、その通りにしたが、渡されたキップには9.1Dと印字してあるのでやられたと思ったが、まーしょうがねーなーと苦笑。
ホテル・ラ・カスバよりルアージュステーションまでのタクシー料金は1D。
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窓の外に見える赤いラインの入ったワゴンがルアージュ。
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チュニスまでの2時間は隣席が大男だったため、根性の旅だった。
チュニスのルアージュステーションに着いた時には大粒の雨が降っていたが、ちょうど客を乗せてきたタクシーが目の前で停まり、そこまでの客が降りた後にすぐに乗り込むことができて助かった。

TGMチュニス・マリン駅まで1.8D。
この運転手さんは、チュニジアで乗ったタクシーの中で唯一チップを笑顔で「いいからいいから」と返してくれたひとだった。
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TGMチュニス・マリン駅からシーディ・ブー・サイードまでは20分で料金は0.7D(35円)。
20分間立ちっぱなしだったが、沿線には高校や大学などのいくつかの教育機関があるのだろう、若者がそのつど入れ替わっていた。
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アラビア文字がチュニジアンブルーに映える珍しい切符。
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シーディ・ブー・サイードは坂の町だった。
小雨の降る中を、2人の住民に道を尋ねながら、やっとホテルダルサイドにたどり着いた。
ダブル・シービュー・デラックスルーム228ユーロ(22,800円)
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このホテルのこの部屋に泊ってみたかったので、多少の出費は覚悟の上。
右手の窓からは地中海が眼下に見渡せる。
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入口からのアングル。
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テーブルにはバラの花を散らせたおしゃれな演出。
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ウエルカムクッキーも手作りっぽい。
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バスルーム
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1階の各部屋は中庭に面している。
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2階の廊下から中庭を見る。
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館内にはところどころにこのような贅沢なスペースがある。
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オレンジの実がなった庭から今夜の部屋方向を見る。
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庭から地中海を望む。
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シーディ・ブー・サイードの街並みを散歩してみるが、メイン通りには土産物屋があふれ、「ジャポネ」の呼び込みも煩わしくイメージダウン。
しかし、メイン通りを外れると、そこには静かなチュニジアンブルーが待っていた。
ポスティングを見つけた。
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ポスティングⅡ
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シーディ・ブー・サイードの鷹。
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時にはチュニジアンイエローも。
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カイラワーンでも見かけた中空のレンガ。
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のどが渇いたので、有名なカフェ・デ・ナットに入ってみる。
オフシーズンのためか客は皆無だ。
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松の実ティー1.5D(75円)は、喉ごしと、咀嚼感が楽しめる。
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途中で見かけたふわふわビックドーナツ0.5D(25円)は、辛党もびっくりの旨さだった。
いったんホテルに戻って、夕暮れの地中海を眺めたあとは、ホテル内で初ハマム!
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蒸し風呂+アカスリ+マッサージ45分の全90分コースで65ユーロ(6,500円)
女子バレー選手のような体格の施実者から、真っ裸になってと言われた時には多少抵抗があったが、日本男児の勇気というか蛮勇を見せてきた。
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目の前のダル・ザルークで夕食とする。
地球の歩き方では、営業は19時からとなっていたが、じつは18時でもOK!
ハマムで緊張したのでこの1時間の差は大きいのだ。
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大きめな窓から、夜の地中海と対岸の灯りを見つめながら、テュニジア最後の夕食をいただくことにする。
ビール4本と以下の料理で70D(3,500円)
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スターターはもちろんハリッサ。
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スパイシーなハリッサを塗ったパン。
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残念ながらこの店にはチュニジアンサラダはなかった。
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魚のグリル。
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テュニジアブルーが夜にはどう変化するのかが、最大の楽しみだった。
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ヨーロッパではおなじみの、オレンジ色の控え目な照明に浮かび上がるテュニジアブルー。
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幻想的なテュニジアブルー。
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シーディ・ブー・サイードは夜も似合う。
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多くの観光客で混み合う昼よりも、漆黒のシーディ・ブー・サイードが気にいった。
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そろそろ冷えてきたのでホテルへ戻ろう。
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地中海のはるか先には家並みの灯りが瞬く。(ホテルダルサイド)
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人気のないホテルダルサイドのエントランス。
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と、思いきや・・・・突然闇夜に浮かぶ男はレセプショニスト兼ガードマンか。
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177センチの吾輩が見上げる大男は199センチという長身だが、顔は幼く、どことなく優しげだった。
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部屋に戻って暫時休憩後、就寝。
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目覚めは朝焼けの地中海。
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朝食を準備してくれた男。
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おしゃれな朝食。

チュニジア最後の夜はチュニスにしなくて良かったと思う。
空港までは、タクシーで20分5D(250円)ほどと、チュニスと同距離にシーディ・ブー・サイードも位置する。
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by sekaihahiroi | 2012-02-19 10:37 | tunisia | Trackback | Comments(0)

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