ビジネスクラス(Cクラス)
大枚をはたくビジネスクラス(Cクラス)について考えた。
Cクラスからは次のようなイメージを連想する。
①足もと広々
②簡単通路アクセス
③安眠
④豪華な食事
⑤各地のラウンジ
⑥マイルがたまる
⑦世界の美酒
⑧空いているトイレ
⑨スリッパ等のアメニティー
⑩カーテンで仕切られる特別な空間
など
旅に何を求めるか、それは人それぞれ千差万別だが、「非日常感」とする人も多い。
日常的ではない時を味わうためとは、例えばVIPな境遇を想像してみよう。
一瞬だけ他人と違った存在感を求める旅である。
「優先搭乗についてあらかじめお伝えします。」
「はじめにビジネスクラスのお客様からご搭乗していただきます。」
「エコノミークラスのお客様は、優先搭乗のお客様のご案内が済みましてからのご搭乗となります。」
「ビジネスクラスのお客さまお待たせいたしました」
・・・・・この一瞬、ゲート付近ではざわつきが収まり、大多数の乗客は列を作る小グループに注目する。
・・・・・・優先される側は照れ臭そうな顔をして、あるいは目線を下に向けたまま、なかには誇らしげに、それぞれが搭乗券をGホステスに差し出す。
そして、彼らが去ったあとにもさらに未練がましくGホステスは、
「VIPさま~」「VIPさまはいらっしゃいませんか~」と、ひとしきり「上客」を探し、
一瞬後、やおら声のトーンを1キーほど下げて、
・・・・・・・・・「では、すべてのお客様どうぞ」
エディハド航空パールビジネスクラス
タイ航空BKKラウンジ
by sekaihahiroi | 2012-05-15 14:23 | 遠くへゆきたい