御池~燧裏林道~三条の滝~見晴~白砂乗越~尾瀬沼~沼山峠 One Day Hiking 27.9Km 31,688Steps
今回のコースは、「あのころ」の夏旅を再現すべく、御池~燧裏林道で三条ノ滝~見晴~白砂乗越~尾瀬沼~沼山峠を日帰りで挑戦する旅だ。
山を始めて2年目の友人を連れて、コースタイム(8時間35分)以内で完全走破が目標。
お主やるのー!
御池の土産物屋にて面白いから購入した。
長年愛用したツエルト(左)を今回運転してもらう友人にプレゼント。
右は最近のツエルト。
6月1日は御池ロッジに前泊のため、のんびりランチでもと有名な「牛乳屋食堂」で牛乳ラーメンなどを。
御池ロッジ到着。
部屋は個室でシャワートイレ完備、展望風呂までもある。
浴衣もあるが体調管理のためパジャマは必携。
夕食前の散策を楽しんでいると・・・・・事件発生。
警察や消防の車両、上空には低空飛行のヘリコプター。
東北以北では最高峰の燧ケ岳と、会津駒が岳で同時多発遭難が発生。
しかし、タイムアウト。捜索は明朝に持ち越された。
前泊時の夕食はヤマメがメインで、2年前にも十二分に堪能した味覚だ。
翌朝は4時起きで前夜に用意された朝食をお茶で流し込む。
救助に向かう捜索隊を燧ケ岳の登り口で目撃。
昨夜は霜が降りた。
霜を纏ったコバイケイソウを見つめていると不吉な思いがよぎる。
霜に覆われた木道を快調に進むと・・・・エクシデントが多発!
歩き方に慣れていない友人がズデーンと、3度ほどひっくり返る。
怪我がなかったからよかったものの「キミは本当に雪国の人かね」と、本音で注意を促す。
出発の時刻を写真で記録しなかったが、ベゼルで5時15分だったことが確認できた。
6時ノメリ田代通過。
6時20分出戸深沢通過。
道には残雪無し。
6時40分
天神田代通過。
裏燧橋通過。
「あのころ」も大変だったことを思いだしながら急峻な崖を下って三条ノ滝を目指す。
8時25分三条ノ滝到着。
小休止後、温泉小屋を目指す。
この小屋は前回(「あのころ」)のスキーツアーで利用したが、エピソードがある。
GWにはヒロシ君とヒデオ君の3人でスキーで至仏山を目指した。
御池の駐車場からスキーを履き、裏燧林道コースで赤田代の温泉小屋を目指した。
翌日は、快晴の尾瀬ヶ原を快調にスキーを滑らせながら縦断し、昼過ぎには至仏山の頂上に達した。
昼食後、いよいよシールを外して滑降である。ところどころモナカというコンディションに悩まされ、転倒しながらも原まで滑り降りた。シールを装着し、尾瀬ヶ原を縦断し温泉小屋に到着したころは真っ暗だった。
小屋番が「遭難したかと思ったぞ。」と、大変心配させてしまった。
翌朝事件が起きた。
昨夜遅く小屋に到着後、ヒロシ君はスキーのシールを外さずに寝てしまったため、シールの粘着力が極端に低下してしまい、小屋を出発時にはシールをスキーに装着できない事態になってしまった。
しょうがないのでヒロシ君は細引きをスキーのトップの穴に通し、一方を腰に巻きつけてツボ足で裏燧林道を縦断することになった。
遅れるヒロシ君を気遣いながらなんとか御池に到着したころはまたもや真っ暗闇であった。
御池の駐車場からスキーを履き、裏燧林道コースで赤田代の温泉小屋を目指した。
翌日は、快晴の尾瀬ヶ原を快調にスキーを滑らせながら縦断し、昼過ぎには至仏山の頂上に達した。
昼食後、いよいよシールを外して滑降である。ところどころモナカというコンディションに悩まされ、転倒しながらも原まで滑り降りた。シールを装着し、尾瀬ヶ原を縦断し温泉小屋に到着したころは真っ暗だった。
小屋番が「遭難したかと思ったぞ。」と、大変心配させてしまった。
翌朝事件が起きた。
昨夜遅く小屋に到着後、ヒロシ君はスキーのシールを外さずに寝てしまったため、シールの粘着力が極端に低下してしまい、小屋を出発時にはシールをスキーに装着できない事態になってしまった。
しょうがないのでヒロシ君は細引きをスキーのトップの穴に通し、一方を腰に巻きつけてツボ足で裏燧林道を縦断することになった。
遅れるヒロシ君を気遣いながらなんとか御池に到着したころはまたもや真っ暗闇であった。
原に出てからは今までとは違い、旅人が急増した。
「あのころ」はスキーで尾瀬ヶ原を抜け、至仏山を極めた。
カメラマンは前述のズデーン君。
ここまで4時間50分。
友人が言うには、こんなところでカレーうどんが食べれただけで幸せと思えば幸せだと。
1本の羊羹を山行に持参するスタイルは、湊かなえの山岳小説で有名になった。
食べ終えた羊羹をパッキングする旅人。
沼でもそれほどでもない。
8時間45分に渡る長旅はこれにて終了。
コースタイムの8時間35分に対し、途中の休憩時間を差し引けば上出来だ。
by sekaihahiroi | 2018-06-20 14:45 | 山行