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2014年 06月 25日 ( 1 )

それとなく判る

友人の親の通夜に参列してきた。
駐車場では、同じく参列する友人と偶然に会った。


会場に入ると、礼服こそ着てはいるが、イヤホンを耳に突っ込んだままの男が数名いた。
背丈は吾輩ほどで角刈りの者と、それよりは小柄だが、七三に分けたヘアースタイルながらも異様に目が光っている者もいた。


喪主を務めた友人の頭は真っ白で後頭部の地肌が見えていた。
鬼の目にも涙と言っては失礼だが、強面の彼が母親の最後を語る場面で涙したところでは正視できなかった。


それとなく判る一団は、返礼品を受け取らず足早に会場を後にた。
職場に戻り、これから市民に溶け込むための変装をするのだろうか。

by sekaihahiroi | 2014-06-25 09:44 | アニョーバの世界