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2014年 10月 28日 ( 1 )

やっぱり2気筒がいい

穏やかな空冷の反応に対し、水冷のシビアなレスポンス。
この相反する特性を現代の水冷2気筒は、電子制御で解決しようとしたのだろう。
DTCがそうである。
さらに安全性向上のためのABSの装備と、至れり尽くせりである。

空冷と水冷の良さを取り入れたMonster 821には食指が動く。



Monster 821
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スリッパークラッチ
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トランスミッションには、非常に軽い操作が特徴の「スリッパー」機能を備えた湿式クラッチが採用されています。この機能は、エンジン回転数が低下したときにディスクを圧縮するセルフサーボ・システムを装備しており、プレッシャープレート・スプリングにかかる負荷を軽減することができます。これにより、クラッチレバーの操作力が軽くなり、ギアチェンジを頻繁に行う必要のある市街地やロングツーリングでも快適に走行することができます。
駆動力が逆転した場合(過負荷時)にも同メカニズムが働き、クラッチプレートの圧着力を低下させる「スリッパー」モードが働いて、アグレッシブなシフトダウン時に起こりやすいリアエンドの挙動の乱れを軽減します。また、通常走行時における減速やシフトダウン時には、より滑らかなフィーリングが得られます


Brembo製ブレーキ・システム
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Ducati Safety Pack (DSP)
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DucatiのDTCは、8レベルの設定や「感度レベル」を選択することが可能です。1~8段階に設定された各レベルは、ライダーのスキルに合わせて、異なるホイールスピンの許容値がプログラミングされています。各ライディング・モードには、DTCが介入するプリセットレベルが割り当てられています。DTCが作動すると、コントロールユニットはフロントおよびリアホイールのセンサーから送信されるデータを分析し、ホイールスピンの許容度を検知して、必要な介入タイプを算出します。この介入は、燃料の噴射を電子的にカットすることでスムーズに実行され、リアタイヤのグリップが完全に戻るまでトルクを低減します。ライダーは、DTCをOFFにすることもできます。
DTCの設定は、工場出荷時に3つのライディング・モードに対応してプリセットされていますが、ライダーの好みに合わせたカスタマイズして、保存しておくこともできます。「デフォルト」オプションによって、簡単に初期設定に戻すことも可能です。


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MP ABS(アンチロック・ブレーキングシステム)
ABSシステムには9MPマルチ・キャリブレーションが採用され、ライダーは好みのライディング・モードを選択することによって、設定を変更することができます。9MP ABSはフロントおよびリアホイールのロックを防ぎます。また、リアホイールのリフトアップ防止機能がさらに改良され、フロントホイールキャリパーの圧力センサーからの情報を使用することによって、非常に短い制動距離と高い安定性を実現しています。また、ABSは、ライディング・モードの設定を選択することによってOFFにすることもできます。この場合、イグニッションをオフにした後も、その設定は維持されます。

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モンスター821のコンパクトなインストルメントパネル上部には、ニュートラル、方向指示、ハイビーム、レブリミット、油圧および燃料残量に関連する警告灯が設置されています。また、下部は液晶ディスプレイで構成されており、他のすべてのデータを表示します。
このディスプレイには、速度、エンジン回転数、オドメーター、トリップ1および2、エンジン冷却水温度、気温、時刻が表示されます。さらに、瞬間燃費、平均燃費、平均速度、トリップ時間も表示されます。選択されているライディング・モードに対応するABSおよびDTCレベルは、常に表示されています。また、方向指示灯のリターンボタンを使用することで、停止時および走行中に、3つのライディング・モードを非常に簡単に選択することができます。

by sekaihahiroi | 2014-10-28 15:30 | W650