目下のところ、日本からのダイレクト便の最長は、成田~メキシコシティーの6,990マイルとのこと。
吾輩のこれまでのノンストップフライトの最長記録は、成田~ロンドンの5,960マイル。
自己の最長不倒距離を延ばすべく模索した結果、香港~トロント直行便はなんと7,287マイル(11,727Km)であることを発見。
今夏の旅はキャセイで夢見るロングフライト15時間を実現することになった。
合わせてトロントからハバナを目指し、キューバの今を見てみることにした。

機材はB777-300ER3クラス仕様(C・PY・Y)で、利用クラスはビジネスクラス。

じつは今年の正月にバンコクまで飛んだエバー航空の同型機のCクラスキャビンとの違いにも興味があった。
エバー航空B777-300ER2クラス仕様(C・Y)のビジネスクラス

ソロシートの足先が窓に向かうように設計された構造も両社同じである。(キャセイ)

(エバー)

ヘッドホンのジャックがキャセイはコンソールボックスの中にあるのに対し、エバーはコンセント付近に位置する。(キャセイ)

(エバー)

キャセイは背もたれの両側には突きだしが袖状に伸びプライベートを確保。(キャセイ)

背もたれの形状の違いがおもしろい(エバー)

アメニティーもじつは旅の楽しみのうち。
特に中身よりもケースにそそられる。
jurliqueの各種クリームが詰められたキャセイパシフィックアメニティー。

進路を北北東へとれ・・・・

まだ14時間余りもあるぞー!

Served shortly take-off
スターターはスモークドサーモンとエビのマリネ
キャセイのバターもまんまるスタイルだ。
こうして見てくると、バターの意匠を凝らしているエアはタイ航空など少数派だということが分かる。

彼女から3本目のカルスバーグをいただくと、ビールってそんなに美味しいですか?
この一言が、その後の吾輩の人生を大きく変えることになるとは、この時は夢にも思わなかった。

当分の間ご飯にありつけなさそうなので、メインは御飯マーク付きを選択する。

フィニッシュをいただくと徐々に機内は暗くなり就寝タイムとなる。

香港を飛び立ったCX機は日本列島に沿って南から北上し、やがて千島、アリューシャン列島に沿いながらフライト。そしてアラスカとカナダの国境付近から一気にトロントを目指すことになる。

日付変更線付近を通過中、到着まであと8時間。

4時間ほど寝てDinnerタイム。

スターターはフレッシュフルーツ。

メインはチキン

フィニッシュはチョコレートバナナケーキ。

そして2度目の寝酒はビノ!(ワイン)
セルベッサ、サブロッサ。(ビールが美味い)
などと、27年前に覚えたスペイン語の復習も忘れない。

▲ by sekaihahiroi | 2015-08-19 17:26 | canada